archive: 2017年10月 1/1
介護機器を見に。

仕事が4時に一区切りついたので、急いで相棒に頼んで福祉機器を扱っているところまで付き合ってもらいました。約一時間。様々な種類の機器が開発されているのに驚くと共に、あまりにポイント的な機器が多すぎて、父の回復がどこまで進むのかが分からない現時点では何をどう組み合わせればいいか皆目見当がつかないというのが率直な感想でした。でも、どういう物があるかを知るにはとてもいい機会でした。なかでも階段昇降機は意外...
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父は糖尿病に。妹は施設を考えるべきだと。
今日は妹が4時過ぎに、私が5時に見舞いにいきました。妹とふたりで父の食事に付き合いました。最初は元気に良く食べていた父ですが、途中から睡魔に襲われるかの様に夢うつつ。突然、何の前触れもなく意識が遠のいていきました。まるで、そのまま手の届かないところへ行ってしまったかのようでした。あまりの唐突さに悲しみさえ感じることはできません。妹はこれは糖尿病のひとつの症状かもと言います。外科の病棟に入院しながら、...
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できることを探して。
私が仕事で動けなかったので、母が父の夕食に付き合いました。血糖値が230になってしまった父ですが、見た目には元気そうだったと、母は言います。父の精神力にも頭が下がります。もっと落ち込んでしまい投げやりになっても不思議ないと思ったりしますが、結構、希望を捨てずに頑張っています。母も老老介護に疲れ果ててしまいそうな中、自分の体調と父の見舞いとの間で、気力を振り絞って頑張っています。この頑張りが実を結ぶ日...
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やるべき事をこつこつと。
相棒は仕事のめどがついたようで、今日は自分が行くと申し出てくれ、母と私はそれぞれ休養する事に。日々誰かしらかが、父の元に行っています。父の気持ちを思うと、ほおっておけない気もちになるからなのでしょうか。思えば連日、一喜一憂。私も母も相棒もやらなければ行けない事が山積しているにも関わらず、なんとか父のことも組み入れてきました。寝不足は、寝不足ですが、緊張すると人は意外に時間の使い方が上手くなるのだと...
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久しぶりの新宿へ
今日は久しぶりに妹が見舞ってくれるという事で、任せして仕事をしています。母も夕食だけでも父に付き合いたいと言っていたので、私は病院はお休みです。羅漢果がお砂糖の代用品としていいらしいと聞いて、仕事の気晴らしを兼ねて、新宿の小田急デパートの自然食のショップまで探しにいきました。久しぶりに道行く多くの人の中にいると、遠い日の思い出のなかにいるように、懐かしさが胸に込み上げます。そこは以前私がいた場所で...
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車椅子で。
今日は、お見舞いは母に任せて仕事に没頭。そして夕方から仕事の打ち合わせでした。父の一件で随分と仕事が遅れています。なんとか挽回しなければ…。と、気もちを奮い立たせても寝不足のせいで、なかなかはかどらず、情けなくなります。今日ぐらい、一旦、父や母の事は忘れて仕事に集中したいと思った矢先、母から電話が。母は誰かと話したくてしょうがなくなってしまったようです。結局、父の様子は安定しているという事を長々と...
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父は怒り、母は嘆き。
氷を入れた保温ポットを手に、父の病室に行こうとすると、廊下の壁に車椅子をぶつけて身動きできない人がいる事を遠目に発見。父でした。自分で車椅子に慣れる練習をしていたそうです。妙にいい子になっている? シャワーを浴びて気持ちよかった事。リハビリで昨日の倍は捕まり歩きできた事。嬉しそうに語る父でした。しかし、聞くところに寄れば、当初はシャワーを浴びたくないと、大騒ぎし、リハビリをしたくないと猛然と拒否し...
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シャワー!そして、おしめから紙パンツへ

明日はおしめから紙パンツに変わるそうです。院内のコンビニショップで大人用の紙パンツと前空きの着替えのシャツとシャンプーとボディーソープを買いそろえました。手術をしてくださったK先生が傷口を確認してくださいました。人工的な股関節をつくった際のお尻の傷口です。結果は良好だそうで、明日からシャワーを浴びられるそうです。えっ、シャワー? 手術して1週間なのに、シャワー?現代の医療の素晴らしさを思い知った気分...
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介護申請。氷食症。リハビリ開始。

今日はケアマネさんとの相談のため、病院の談話室で妹と落ち合いました。妹は頼りになって、なるべく早く申請したいと申し出てくれ、ケアマネさんをかなりせかしてくれました。結果、早めに申請ができそうで、少しほっとしました。ふと、自分の将来を考えてしまいました。私のように子どものいない高齢者だっていると思います。もし、そんな人が父と同じような状態に置かれた場合、誰が介護申請をしてくれるのでしょうか。病院でも...
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それぞれの思い

今日は妹と、姪とそのご主人が見舞ってくれたことを父が話してくれました。姪は3人いますが、名前が混同していて、誰がきてくれたのかその時は分かりませんでしたが、後から来た母によると、さっきまで実家に妹と一番下の姪夫妻が来ていたという事でした。彼女ももうすぐ双子の赤ちゃんを出産予定で、大きなおなかをしているのに、父の見舞いの帰りに母のところにも寄ってくれたとのことでした。真ん中の姪が手術の翌日に見舞って...
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手を貸したほうが楽なのに。
今日は父の見舞いを妹と母に任せて仕事に集中しようと、思っていたのですが、妹から「今日はお見舞に行けない」と連絡があったと母から聞いたので、父のためではなく、母を応援するために夕方病院へ。念願の(?)よだれかけを買って父の元へ行くと、母がオロオロ。何でも我が家にニコンの古いカメラがあって、高く売れるので売ってくれといっているという事でした。母は何の事やら、なぜこのタイミングでと分からない事だらけ。お...
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今は認知症より心臓のほうが大事です。
父の認知症が気になって眠れない私は、相棒とともにできる事を考えました。「とにかく、どこかの回路をひとつずつ繋ぐ様に、思い出話などしていくのがいいんじゃないかな」で、リバビリから病室に帰ってきたばかりの父に「今度諏訪湖に行く用事があるけど、その後上田にも行くことになったの。諏訪湖から上田城までの、車での生き方分かる? 」とたずねると、何となく理解したらしい父は、ウー、ウー、と言う言葉とともに、目を閉...
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意識混濁の中、怒鳴る父が。
今日は朝から妹が見舞ってくれる事になったので、たまった仕事を片付けておかなくてはと思って、パソコンに向かっていました。夕方母から電話があり、「お父さんが私をぶって、大声で怒鳴り散らしている。もう手が付けられない。どうしよう。今から来て!」えぇっ!!妹に朝の様子を聞いたところによれば、それらしい症状は朝からあったと言います。急いで支度をして駆けつけると、父は車いすに座って食事中。母が差し出すスプーン...
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手術、長い一日。
父の手術は朝の8時半からなので、相棒が一足先に行って手術が終わるのを待つと言ってくれたので、お願いしました。誰かが立ち会っていないと、なにかあった時に連絡が取れないと思って。母はクタクタな上、気もちまで弱くなっています。妹は支援センターでの手続きのため、午前中もろもろ調べてくれています。私が10時に到着した時に、相棒に電話が入り相棒の母も病院に担ぎ込まれたと知りました。「保証人が必要なので,保土ヶ谷...
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漢方薬で
父は明日手術をすることになりました。人工の骨を入れる手術です。全身麻酔になるので心配ですが、ひとまず落ち着いているので、先生からいろいろ説明を受け、手術の同意書を書きに行くまでの間、母の漢方の薬をもらいに行きました。母は残念ながら西洋医学の薬が身体に合いません。だからといって何もしないで放っておけば、悪化していくのを見ているだけになってしまう。ならば漢方薬を試してみようと言うことに。予約をして伺っ...
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搬送

朝5時に起きて抱えている仕事に集中しました。家でもできる仕事でよかったと心から思いました。今日は転院の日。8時半には家を出ます。9時にD病院の支払いをすませ搬送車を待ちました。搬送待ち。ストレッチャに。搬送車へ。いよいよです。私が一緒に乗りました。搬送車に乗った父は横になって見える景色を手がかりにここはどこかとたずねては、M病院への到着を心待ちにしているようでした。同乗してくださった介護士の方に伺うと...
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ひとつクリアかな?
朝、M病院に連絡をしたところ、高齢である事、やはり手術ができないかもしれない事。それらがネックとなり受け入れはすんなりとはいきません。それでも、粘り強く丁寧にお願いして、最終的にOKが出たのは夕方でした。実はM病院は4年前に父の心臓にペースメーカーを入れてくださった先生が居る病院でした。おそらく父は心臓の事も考えていたのでしょう。父に転院できる事を伝えると明らかにほっとした顔をのぞかせました。「あと少...
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父が救急車で!
父が救急車で運ばれたと母から電話がありました。ちょうど出かけるところだった私は約束をキャンセルして、病院へ。途中で母を拾って,駆けつけたのは電話から30分後。父は子どもの様に心細い顔をして、それでもしゃんとしたたたずまいで、小さな病院のベッドに横たわっていました。 「痛い?」と尋ねると、「我慢できるさ」と。いつまでも誇り高い父は現在96歳。「ここはどこだ?」と不安げな質問。「ここは高田馬場に近いD病院だ...
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