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母が自分の病気を知りたがるのは。

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母に頼まれ、肺非結核性抗酸菌症について調べました。

母が自分の病気を知りたがるのは
当然のことですが、
日々順調に暮らしていたら、
そんな事を私に頼んだりしないと思うのです。

きっと何か不安があるに違いないと思います。

漢方薬と煎じ薬を飲んでいるというだけで、
少し安心していたのですが、
とても気になります。

思えば母は父の転倒以来、
ずっと慌ただしく過ごし、
父の帰宅後は、89歳の体に鞭を打って、
父と家事を支えています。

どう考えても疲れが溜まって
体調を壊しても不思議ではありません。

私にしても、このところ体の不安を感じているのに、
母が不安でない筈がありません。

ごめんね、お母さん。

お父さんの事でバタバタしている間に、
お母さんのことをもっと思ってあげられなくて…。

ネットに乗っている情報を集め
めぼしい箇所をピックアップして、
プリントアウトしてから
食事と一緒に母に届けました。

それから母の漢方薬を処方してくださっている
薬局の考え方や事例などもあわせてプリントして届けました。

西洋医学の考え方と
東洋医学の考え方の
ふたつを読むことによって
母の病気との取り組みに
意欲を持ってほしいと思ったからです。

いずれにしても、
母は西洋医学の病院でいただいた薬を飲むと
ひどく気持ち悪くなって、
勝手に中断してしまったという経緯があります。
そこで、他にとる道がなく、
漢方薬に頼ることになったわけです。

今は、母の病のための漢方薬と
咳と痰を楽にする煎じ薬との2種類を
一日2回、時間をずらして飲んでいます。

当初は、それに加えて、
元気が出る煎じ薬も飲んでいたのですが、
一日中薬との追いかけっこになり、
忙しすぎて続きそうにないということで、
2種類になりました。

なんとか助けてあげたいと思うのですが、
私には、食事を作って届けるほかになす術がありません。


父のことと母のこと。

ずっと元気だったふたりが
いつまでも元気でいられるとは
思っていませんでしたが、
それでも何となく、
目の前の日々がずっと続くと思っていました。

小さな不安が少し少しと
大きくなって行く気がします。


健やかに、明るく、穏やかに。

全力を尽くしていきたいと思います。

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