妹の説得。

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介護認定師の方が今日の4時に病院へ来るということで、
妹と一緒に同席することに。

その前に、相棒が昨日Hさんから聞いていた、
M老健に電話を。
この区には老健は少なく、近さや条件などで、
M老健を見学しておいた方がいいということだったそう。

M老健の方から早速、今日は? 
と聞かれ、妹に時間を取ってもらい
三人で訪問見学に行きました。

すべてが個室だということは父に合っていると思いました。

ご家族の意向が固まったら、
はやめに予約をしてくださいと言われました。
年末年始は込み合って、空き部屋が無くなってしまうのだそう。
そりゃそうですね。

父は納得してくれるでしょうか。
妹に説得を託すことにしました。

           ◎

妹の父への説得は、全くなっていませんでした。
それは私からみれば、
説得ではなく、なし崩しというものです。

「まあ、お父さんはリハビリを続けなければならない。
そのために、しかるべきところにとりあえず入って、
それから家に帰ったとしても、ずっとリハビリを
続けなくっちゃならないってこと」

父は、ただうなづきました。
しかるべきところに入ることにうなづいたのか?
ずっとリハビリを続けることにうなづいたのか?

妹の説得の言葉を聞きながら、
ふと、3人の姪たちのことを考えました。
3人は、このような母のなし崩し的な解決方法に、
納得のいかないまま従ってきたのでしょうか。
私には理不尽に思える手段ですが、
おそらくそれに従った姪たちなのでしょう。
何しろ妹は言葉が強く、家では女王様のようだと
姪の誰かから聞いた記憶があります。

それにしては、いい子たちです。
このなし崩しという方法は、
私にはできない裏技なのかもしれません。笑

           ◎

介護認定師のTさんは、たくさんの質問をして…
要介護は間違いなくとれるでしょう。
と、言って帰られました。

途中で理学療法士のF先生が来てくださり、
介護の状況をお話ししてくださりました。
その後、廊下でF先生とちょっと立ち話を。

「本当は、もう少し自分でできるんですが、
できるできると言ってしまう必要はないと思って。
結構素直に、一生懸命頑張っているので、
おそらく杖をついて退院できるのでは」

いい先生にリハビリをしていただき、
嬉しいです。心から感謝です。

父は帰りたい一心で、私のところではなく
母と暮らしてきた家を希望しています。
と、伝えると、

「明日からは、ご自分の杖をお持ちいただき、
その練習も加えますね。もし、自分の親だったら
ボクも施設には入れたくはないですから」
その言葉が心にしみます。


人が生まれるのと消えるのとは同じように
大変ななことかもしれないと思います。
ただ、生まれより消える方が、
思い出の分だけ少し重いように思うのです。

あるいは、新品の物へのワクワク感より、
壊れていく物を、直しながらも使い続けたい
と思う愛着が勝ってしまうのかもしれません。

そんな私の愛着というわがままなエゴが、消え行く者を
無謀に苦しめることになってしまうのかもしれません。

街にはクリスマスのネオンが華やかさを競うように
まばゆく輝いているのに、
今の私にとっては、ひんやりと冷たい光に思えます。


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