かけがえの無い先輩なのです。

今日は妹と妹のご主人が
父の元を訪ねてくれたそうです。
良かった。

妹のご主人は、仕事が忙しかったせいか、
父が転倒してから、一度も
父の顔を見ていなかったので、
どこかで顔を見せてくれないかなと
ちょっぴり気になっていました。



私たち家族は、毎年、父の招待で
お正月を目白の椿山荘で過ごしてきました。

椿山荘は食べ放題、飲み放題の
新年恒例のバイキングを開催していて、
父が、そこに申し込んでいました。

当初は両親と妹夫婦、私と相棒、
そして3人の姪たちの合計9人でしたが、
姪たちが次々と結婚して、
子どもが生まれたので、
昨年は全部で15人に増えていました。

昨年の暮れにたて続けに
ふたりの姪に子どもが生まれたので、
(しかも、下の姪の子は双子)
もし、これからもあるとしたら
なんと18名になります。
気がつけば大家族です。

ですが、そのうちの14人が妹の一家なので、
私は、毎年、妹一家の新年会に
付き合っている感じがしていました。(笑)


一年に一度のことだからと、
(父の威厳の見せ所だったのでしょうか)
全員分を負担してくれていたのですから、
年金暮らしの父にとっては大変だったと思います。

今年はもちろん出来ませんでした。
父は老健にお世話になり、
母は父の帰りを待ちながら実家で一人暮らしを続け、
私は父の所と母の所を行ったり来たりの毎日です。



妹の家族がご主人を含めて
みんな集まっていたにもかかわらず、
父のピンチを無視した格好になるのは、
妹にとってもご主人にとっても
不本意なことだろうと思っていました。
父も少しは気になっていたと思います。
なので、顔を出してくれた事は感謝です。



        ◎



私は子どもがいないので、
どちらかと言えば、姪たちとは仲良しです。
それぞれのご主人たちも個性があって大好きです。


でも、正直に告白すれば、
私は「家族の絆」を大切に…と言う、
昨今の風潮にピンとこないものを感じています。

子どもがいない私のひがみかもしれませんが、
家族だから…という言葉が
なんとなく押し付けがましく感じられてしまうのです。

家族であっても無くても、
一人一人、愛する人、親しい人、仲良しな人、
尊敬できる人、仕事仲間…など
絆は人と人との間にもあるわけで、
家族単位の考え方に
違和感を覚えることがあります。

絆という言葉は確か
あの、東北を襲った大震災の時に
注目された言葉だったと思います。

これまでのいくつもの震災の中で
助け合った人たちにとっては、
家族だけが絆ではなかったと思います。

それがいつの間にか
家族の絆にすり替わってしまった気がするのは
私だけでしょうか。

私は父の事も母の事も
家族だから…と思って
応援しているわけではありません。

私にとって、父と母はいい意味にも、
悪い意味にも(笑)いろんなことを教えてくれる
かけがえの無い先輩なのです。



父が転倒して以来、
何かの手続きをする際、
いつも頭の隅に
天涯孤独人はこんなときどうするのだろう
という思いがよぎります。

私には、まだその答えは見つかっていません。

そういう時のために
家族の存在価値があるのだとしたら
あまりに寂しすぎると思うのです。

反面、「お一人さま」も増えていると感じます。

以前友人が、
「ひとりでいる寂しさと、たくさんでいる煩わしさと、
要はどっちを選ぶかってことよ」
と言っていたのを突然
思い出しました。


どっちも選びたくないという選択肢は
無いのでしょうか。(笑)





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