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手を貸したほうが楽なのに。

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今日は父の見舞いを妹と母に任せて仕事に集中しようと、
思っていたのですが、妹から「今日はお見舞に行けない」と
連絡があったと母から聞いたので、
父のためではなく、母を応援するために夕方病院へ。
念願の(?)よだれかけを買って父の元へ行くと、母がオロオロ。

何でも我が家にニコンの古いカメラがあって、
高く売れるので売ってくれといっているという事でした。
母は何の事やら、なぜこのタイミングでと分からない事だらけ。
おまけに母の突発性難聴のせいで、
父の言葉が完全には理解できなかったらしい。

突然父は、何を思い立ったのでしょうか?

母と相棒を談話室に。
私ひとりでただただ父の話を聞いていました。

なかなかリハビリができないこと。
どんどん力が落ちてきていること。
リハビリを頑張って再び歩ける事を
目指そうと思っていたが、
意欲がなくなってきたこと。
結局、ここで死んでいくことになる気がすること。
父の言葉は、リアルで、鮮明で、
何よりもあきらめが漂っていました。
なんで、転んじゃったのだろうと。

そこにニコンのカメラの話はありませんでした。

食事はおいしかったらしく、
意外にちゃんと食べたのですが、
スプーンを持つ手が危うく、
何度もこぼしてしまいます。
たくさんこぼしてしまいます。
よだれかけが欲しかった理由が分かった気がします。





私と母と相棒は自立して欲しい一心で、
助け舟を出さずにいました。
手が6本もあるのに誰も手を貸さずにいました。
可哀想だけど、私たちは心を鬼にして見守りました。
それは、案外大変なのだと知りました。

一般的に、助けけてしまったほうが、速く、きれいにできる。
そして、助けられたほうは
優しくされたと思って喜ぶことに。
さらに助けたほうも、時間がとられず、
汚された後始末もいらなくなる。

どちらにとっても都合がいい
幸せの形なのだと思います。
でも、それに慣れると常に介助を求めることに。
結局、寝たきりにつながってしまう。

とりあえず、母の疲れが頂点に達したのが
分かったので、
送り届けた際、相棒が
母の身体をもんでくれました。
その間に、簡単なうどんを作り、
ローストビーフサラダを添えた
母の夕食を用意しました。
変なメニューですが、
とにかく食べてもらいたい一心です。

漠とした不安は母だけが感じているわけではありません。
私も、父のこれからを思うと
訳の分からぬ悲しみと、訳の分からぬ哀れみと、
訳の分からぬ恐怖に押しつぶされてしまいそうです。

いつか笑いあえる日が来るのでしょうか。


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