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お刺身とステーキが食べたい。

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この数日、体調を壊して、
横になって過ごしました。

今年大流行のインフルエンザにかかっていたのかもしれません。
39度を超える熱がなかなかひかず、
結構、辛い時間でした。

病院が苦手な私は、寒さのため
風邪をひいてしまったと思い込んで、
葛根湯とプロポリスとビタミンCを飲んで、
治しました。

完全に回復したので、
遅ればせながら父の帰宅を祝って、
白身のお刺身と湯豆腐を届けました。
翌日用の和牛のステーキと一緒に。

大盤振る舞いです。

白身のお刺身とステーキは
父が入院している時からのリクエストでした。



夜、母から電話があって、
美味しくて、美味しくて、
お父さんとふたりで食べ過ぎたね。と
言って反省しているそう。

食べ過ぎたと思うほど食欲があるだけで
今は良し! と思います。

父は白身魚が好きなので、
ヒラメのお刺身に感動してくれたそうです。

高齢になると、食べる物が
日々の興味の一大事になるのかもしれません。

思えば、父は
病院でも、老健でも
食べ物の事ばかりを言っていました。
量が多すぎる。味が均一すぎる…。

「病院や老健の糖尿食には飽きてしまったので、
美味しい刺身と、ステーキが食べたくなったよ」と
ため息をつきながら言っていました。

父は糖尿食を用意してもらっていたので、
当たり前と言えば当たり前ですが、
これからは少しでも
好きな物を食べて欲しいと思います。

人は単に長生きが出来ればいいと
いうわけではないのだと思います。

楽しみがあり、満足があってこその長生きです。

そして前向きに笑顔で生きている姿を見せる事で、
周りの人を励ましたり、
勇気づけたりできるのだと感じています。

それが長生きした人の価値なのだと
思うようになりました。

だから、父にも、母にも、好きな物を食べて、
少しでも喜びを感じ、満足しながら
長生きしてほしいと願っています。

病は気からと言いますが、
美味しく物を食べられる事こそ
最高の元気の元ですものね。




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