父のほっぺたの肌がつるつるなので。
Ｍ老健で父の誕生日を祝っていただいたそうです。
父は嬉しそうにいただいた
記念の写真を見せてくれました。
そこにはいつもダンディで優しい◎◎さん
と書いてありました。
お世辞でも嬉しい。
父は結構人気者なのだそうで、
父のほっぺたの肌がつるつるなので、
老健でご一緒している方々から、
代わる代わる撫でられたそうです。
父は他人に触れられることを
今までは嫌がることが多かったのにと思うと、
この変わりように驚くばかりです。
それだけ、心を許しているのだと思うと
私までホッとします。
だんだんと角が取れるように
父は穏やかな人になっていくようです。
それもこれも、信頼できる親身な人たちの中で
何十年ぶりに経験する社会性。
自分の存在がちゃんと認められているという
自信なのかもしれません。
思えばこの5年ほどは、
本当に父と母はひっそりと暮らしていました。
父が人付き合いが悪かったためもあって、
ほとんど誰とも会わずに過ごしてきた気がします。
そんなふたりぽっちの暮らしの中を、
最近はいろいろな人が通り過ぎていきます。
ふたりにとってはそれが
新鮮な風通しになっているのだとしたら
こんなに素敵なことは無いと思います。
みなさま、ありがとうございます。
心から感謝です。
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父は嬉しそうにいただいた
記念の写真を見せてくれました。
そこにはいつもダンディで優しい◎◎さん
と書いてありました。
お世辞でも嬉しい。
父は結構人気者なのだそうで、
父のほっぺたの肌がつるつるなので、
老健でご一緒している方々から、
代わる代わる撫でられたそうです。
父は他人に触れられることを
今までは嫌がることが多かったのにと思うと、
この変わりように驚くばかりです。
それだけ、心を許しているのだと思うと
私までホッとします。
だんだんと角が取れるように
父は穏やかな人になっていくようです。
それもこれも、信頼できる親身な人たちの中で
何十年ぶりに経験する社会性。
自分の存在がちゃんと認められているという
自信なのかもしれません。
思えばこの5年ほどは、
本当に父と母はひっそりと暮らしていました。
父が人付き合いが悪かったためもあって、
ほとんど誰とも会わずに過ごしてきた気がします。
そんなふたりぽっちの暮らしの中を、
最近はいろいろな人が通り過ぎていきます。
ふたりにとってはそれが
新鮮な風通しになっているのだとしたら
こんなに素敵なことは無いと思います。
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